自宅のウッドデッキでバーベキュー(BBQ)を楽しめたら最高ですよね。とはいえ、「何を準備したらいいの?」「ウッドデッキでのバーベキューって大丈夫?」と不安に思う方もいるでしょう。せっかくやるなら120%楽しみたいものです。
本記事では、ウッドデッキBBQの魅力から準備のチェックリスト、思い切り楽しむコツ5選、そして快適に楽しむためのおすすめグッズ紹介まで、余すところなく徹底解説します!それではさっそく見ていきましょう。

我が家は一条工務店で10年ぐらい前に家を建て、外構は別の業者にお願いしましたが、家の外周をLの字にウッドデッキを設置しています。そしてそこでウッドデッキBBQを楽しんでいます。ちなみに我が家の一条工務店の家の仕様は以下です。
我が家の一条工務店のスペック
- セゾンA
- 2階建て 3LDK
- 家の外周にウッドデッキ設置
- 勾配天井
- 4人家族+大型犬一頭(ラブラドール)
- オール電化
- 太陽光発電12.5KW搭載
ウッドデッキBBQの魅力とは?
まずはウッドデッキでBBQを行うことの魅力についてご紹介します。自宅のデッキがあれば遠出することなく手軽にアウトドア気分が味わえますが、それ以外にもたくさんのメリットがあります。
家にいながらアウトドア気分を満喫できる


ウッドデッキでのバーベキュー最大の魅力は、家にいながらアウトドア気分を味わえることです。天気の良い日に自宅のデッキで家族や友人とBBQをすれば、ちょっとした非日常感があって特別な時間になります。
キャンプ場まで出かけなくても青空の下で食事をする解放感は格別ですよね。「おうちキャンプ」が流行っていますが、ウッドデッキBBQこそまさにお手軽アウトドア!自宅なのでトイレや寝転べるリビングもすぐ隣。
小さなお子さんが急に「トイレ!」となっても安心ですし、実は大人も気兼ねなくビールが飲める(帰りの運転を心配しなくていい!)のも嬉しいポイントです。
準備や片付けが圧倒的にラク
自宅ウッドデッキでのBBQは、キャンプ場や公園でのBBQに比べて準備や片付けが圧倒的に楽です。忘れ物があっても家の中に取りに行くだけ。例えば「塩コショウを忘れた!」なんて時も、キッチンにダッシュすればすぐ解決します。
また、大人数分の食材や飲み物を持ち運ぶ必要もありません。夏の暑い日でも家の冷蔵庫でキンキンに飲み物を冷やしておけますし、冷えたビールやジュースをいつでも補充できるのは自宅BBQならではの贅沢です。片付けも、家のシンクで道具を洗えたりゴミをそのまま分別できたりと手間いらず。翌日の疲れが全然違いますよ。
ちなみに片付けが楽と言っても定期的にウッドデッキをキレイしたり、塗装したりは必要なメンテナンスです。我が家のウッドデッキでは以下の方法でメンテナンスをしてます。かなりキレイになってBBQ頻度が増えますよ(笑)


プライベート空間で気兼ねなく楽しめる


自宅のウッドデッキというプライベート空間だからこそ、周囲を気にせずのんびり楽しめるのも魅力です。他のお客さんがいないので場所取りの心配もゼロ。
「隣のグループがお肉全部持ってっちゃった!」なんてキャンプ場あるあるも起こりません(笑)。音楽を流したり好きなインテリアや照明で雰囲気づくりができるのも自宅BBQならでは。お庭の緑を眺めながら、愛犬がデッキをちょこちょこ歩き回る様子を見つつBBQ…なんて想像するだけで癒やされますよね。
もちろんペットや小さなお子さんがいる場合は、自宅なら安全管理もしやすいです。すぐそばで遊ばせながら大人はBBQの用意ができるので、みんながハッピーになれます。
ウッドデッキBBQの準備チェックリスト


ウッドデッキでバーベキューを始める前に、しっかりと準備を整えておきましょう。「あれが足りない!」「しまった、○○を忘れた!」なんてことにならないよう、以下のチェックリストで事前準備を確認してください。
グリル本体と燃料の準備


まずはBBQの主役であるグリル(コンロ)もしくは七輪、燃料を用意します。個人的には七輪派です!ウッドデッキ上で使うなら、卓上サイズのカセットコンロやコンパクトグリルがおすすめです。
炭火グリルの場合は炭と着火剤、トング、火消し壺も忘れずに。ただしウッドデッキでは直火厳禁!必ずグリル台やコンロを使用し、デッキの床が直接高温にならないようにしましょう。
ガス式コンロなら着火も片付けも簡単なので初心者でも安心です。燃料のボンベや炭の量も事前に十分あるかチェックしてくださいね。
調理器具・食器類の用意


次に調理器具や食器類です。トング、ヘラ、菜箸、包丁・まな板(必要なら)などの調理ツールを揃えましょう。お肉をひっくり返すトングは人数に合わせて2本以上あると便利です。さらに、紙皿や紙コップ、割り箸やおしぼりも用意しておけば後片付けがグッと楽になります(エコのために洗って繰り返し使える食器を用意してもOK)。
大きなピッチャーやクーラーボックスがあると、飲み物をまとめて冷やせて配るのもスムーズです。わざわざ家の中の冷蔵庫などに取りに行く手間も減りますしね。
「コップが足りない!」「氷がない!」とならないように、キッチンから持ち出すリストを作ってチェックすると安心ですよ。
食材・ドリンクの事前準備


食材や飲み物の準備も抜かりなく!BBQの醍醐味といえばお肉ですが、せっかくデッキでやるなら野菜や海鮮、焼きおにぎりにデザートのマシュマロまで幅広く楽しみましょう。
食材はあらかじめ下ごしらえしておくと当日ラクです(例えば野菜をカットしておく、肉をタレに漬け込んでおく等)。
自宅BBQならキッチンがすぐそばなので、できたて料理を追加する裏ワザも可能です。「おっと、野菜が足りない!」なんてときも冷蔵庫からサッと追加できます。
飲み物はアルコールからソフトドリンクまで人数分を計算して用意しましょう。特に冷たいビールは多めに…と言いたいところですが、くれぐれも飲み過ぎ注意です(笑)。氷や飲み物用の紙コップ、そして締めのデザートがあるとBBQがさらに盛り上がりますよ。
ウッドデッキのレイアウト確認
BBQ当日までにウッドデッキ上のレイアウトも考えておきましょう。テーブルやチェアの配置、コンロを置く位置を事前にシミュレーションしておくとスムーズです。
グリル(コンロ)はデッキの壁際や家具から離し、燃えやすい物の近くに置かないのが鉄則。万が一の火の粉で壁や植物が焦げてしまった…なんてことを避けるためにも、周囲には十分スペースを取りましょう。
デッキの広さによって招待する人数も調整してください。みんなが座れて動ける広さが必要です(4~5人なら6畳程度のデッキがあるとゆったり楽しめます)。また、日差しが強い季節ならパラソルやタープで日陰を作る、夜なら照明を準備するといった環境づくりも大切です。快適な空間になるよう工夫してみてください。
安全対策のチェック
BBQを安全に楽しむための安全対策も忘れずに!まず耐熱・耐火シートを用意しましょう。コンロの下に敷く難燃マットがあると、万が一炭や火の粉が落ちてもウッドデッキが焦げるのを防いでくれます。
最近は耐熱アルミシートや難燃素材の焚火用シートが市販されていますので、デッキ保護のためぜひ活用してください。さらに、消火用の水も準備を。庭に水道やホースがあればベストですが、ない場合はバケツに水を汲んで置いたり、水の入ったペットボトルを用意したりしておくと安心です。
油火災用に濡れタオルや消火器があるとより完璧ですが、家庭BBQならまず水でOKでしょう。加えて、食材を扱うのでウェットティッシュやタオルも手元に置いておきたいですね。火傷対策に厚手のグローブがあるとコンロ移動の際も安全です。安全第一で準備万端にしておけば、いざというときも落ち着いて対処できます。
近隣への配慮も忘れずに
最後に近隣への配慮も大切な準備項目です。自宅の敷地内とはいえ、煙や匂い、そして賑やかな声はどうしても周囲に届いてしまいます。トラブルを避けるために、事前に近所の方へ「○日にうちでBBQを予定しています」と一声かけておくと印象が良いです。
特に集合住宅地や住宅が密集しているエリアでは開始時間と終了時間にも気を配りましょう。遅くとも夜9時頃までには終える、平日夜は避ける、といった配慮があると安心です。また、強風の日は煙が思った以上に遠くまで流れるので要注意。
炭火よりはカセットコンロなど煙の少ない調理器具を使うのも近隣対策になります(この点でも後述のガスコンロは優秀です)。「美味しそうな匂いでついご近所さんが訪ねてきちゃった!」なんて微笑ましい出来事なら歓迎ですが(笑)、お互い気持ちよく過ごせるようマナーを守って楽しみましょう。
ウッドデッキBBQ向けおすすめアイテム紹介
さらにウッドデッキBBQを快適にしてくれるおすすめアイテムをいくつかご紹介します。便利グッズを取り入れて、あなたのデッキBBQをワンランクアップさせましょう!
イワタニ「カセットフー タフまる」(カセットコンロ)
ウッドデッキBBQにまずイチ押しなのが、イワタニの「カセットフー タフまる」です。アウトドア用カセットコンロとして大人気のこの商品、ご存知の方も多いかもしれません。
タフまる最大の特徴は風に強いハイパワーバーナーであること。炎が消えにくい多孔式バーナーと二重の風防のおかげで、デッキ上で多少風があっても安定した火力をキープできます。最大火力3.3kWとパワフルなので厚切りステーキもしっかり焼けますよ。
耐荷重も約20kgと頑丈で、ダッチオーブンを載せて豪快な煮込み料理だってOK。着火はワンタッチ、ガス缶1本で約75分連続燃焼できるので長時間のBBQでも安心です。ケース付きで持ち運びも簡単なので、デッキだけでなくキャンプや災害時にも活躍してくれます。
「炭の後片付けが面倒…」という方にはまさに福音のアイテム!タフまるが一台あれば、ウッドデッキがあっという間に本格BBQキッチンに早変わりします。


七輪
手軽に本格炭火焼きを味わうなら「尾上製作所 火消しつぼになる七輪 HS-250」が人気です。珪藻土製のようにお手入れもいらず、使い終わった後はそのままフタをして火消し壺になる優れもの。Amazonアウトドア七輪部門でベストセラーになるほど支持されています。
我が家もこれを愛用していてすごく便利さを実感しております。以下はHS-250でステーキを焼いている所です。


ほかにも昔ながらの丸七輪(岩手切炭七輪など)や、おしゃれな角型卓上七輪(グリーンライフ コンパクト七輪等)も根強い人気があります。
やはり炭で焼いたものは、コンロと違った味わいがあり、手間を少しかけた甲斐があるというものですよ。


アルペンアウトドアーズ「アルミユニットテーブル110」
次におすすめなのが、アルペンアウトドアーズの「アルミユニットテーブル110」です。こちらは幅110cmの大型アウトドアテーブルで、なんとコンロや七輪をビルトイン(組み込み)できる優れもの。
我が家にとってこのテーブルは革命的で、ウッドデッキBBQの頻度が急増しました(笑)
というのも先ほど紹介した「尾上製作所 火消しつぼになる七輪 HS-250」をビルドインして使える使用しています。七輪は底が熱くなってしまうので置き場所に悩んでいたのですが、このビルドインできるテーブルを見つけて即買いしましたよ!もちろんタフまるなどの薄型コンロをテーブル中央にセットしてもOK。いずれにせよ、調理台と食事テーブルが一体化します。




まるで屋外キッチンのような使い心地で、ファミリーBBQでも調理スペースに困りません。高さも約39.5cm~61cmの間で調節可能なので、ロースタイル(低い椅子)でもハイスタイル(普通の椅子)でも対応OK。
アルミ製で頑丈かつ軽量、さらに折りたたむと厚さ12cmほどのフラットな板状になり収納も楽々です。キャンプ用品アワードで上位に選ばれたこともある人気商品で、「これ一つでテーブル探しの旅が終わった!」との声も。BBQコンロ+このテーブルの組み合わせはウッドデッキBBQ最強セットと言っても過言ではありません。
調理と食事がスムーズに行える快適さをぜひ体感してみてください。以下のアルペンアウトドアーズ公式オンラインショップで購入することができます。
ウッドデッキ保護用の耐熱シート(難燃マット)
BBQ時のウッドデッキ保護には、専用の耐熱シートや難燃マットが強い味方です。コンロや焚き火台の下に敷くだけで、デッキ表面への熱ダメージや油汚れを大幅に軽減できます。例えばLOGOS(ロゴス)社の「たき火用耐火シート」やコールマンの難燃シートなど、各社から色々なサイズが出ています。
耐火シートが一枚あると焦げ跡やシミを気にせず安心して焼き物に集中できますよ。特に木製デッキは火の粉で黒く焦げやすいので、「転ばぬ先の杖」ならぬ「焦がさぬ先のシート」としてぜひ活用してください。価格も数千円程度と手頃なので、ウッドデッキBBQをするなら持っておいて損はないアイテムです。
クーラーボックス(保冷用品)
炎天下でのBBQでも冷たいドリンクや食材をキープするために、クーラーボックスや保冷バッグも用意しましょう。自宅だから冷蔵庫が使えるとはいえ、いちいち室内と行き来するのは面倒ですよね。
大きめのクーラーボックスに氷や保冷剤と一緒に飲み物を詰めてデッキに置いておけば、まるで屋外フェスのドリンクブース気分!参加者自身で好きなタイミングで飲み物を取れるのでホストも楽ちんです。
お肉やデザート類も痛まないよう冷蔵管理しておけるので安心。最近はおしゃれな木目調デザインやキャスター付きの大型クーラーもあるので、ウッドデッキの雰囲気に合わせて選んでみてください。冷え冷えの飲み物片手に「かんぱーい!」とできるのは、夏BBQの醍醐味ですね。
屋外用チェア・クッション
意外と見落としがちなのが、座り心地の重要性。長時間のBBQでは椅子の快適さが幸福度を左右します!折りたたみのアウトドアチェアやベンチを人数分用意し、ゆったりくつろげる空間を作りましょう。
もし屋外用の椅子がなければ、室内の椅子に汚れ防止カバーを付けて代用する手もあります。また、クッションやブランケットもあるとGOOD。夕方以降肌寒くなってきたときにサッと羽織ったり、椅子に敷いて座り心地を上げたりとマルチに活躍します。
リラックスして談笑できる環境が整えば、お腹も心も大満足間違いなしです。「座り心地良すぎてつい食べ過ぎちゃうかも?」なんて嬉しい悲鳴が聞こえてきそうですね(笑)。
照明&虫除けグッズ
日が沈んだ後もBBQを楽しみたいなら、照明と虫除けグッズは必須アイテムです。デッキ周りに吊るす提灯風のLEDライトや、テーブルに置けるランタン型ライトがおしゃれで実用的。ほんのり暖色系の明かりは食欲も会話もいい感じに盛り上げてくれます。
一方で夏の夜と言えば気になるのが蚊などの虫…。屋外用の蚊取り線香ホルダーに火を灯したり、電池式の虫除けディフューザーをテーブル近くに置いたりして虫対策も万全にしておきましょう。
我が家は蚊帳などを使っています。もちろん火が蚊帳に燃え移らないように注意は必要ですが、蚊帳だと完全に虫をシャットアウトできるので助かります。
以下は我が家のウッドデッキに蚊帳を設置した感じを遠めから撮影したものです。一条工務店の太陽光パネルも一緒に写っています。


また最近では光に集まる虫を誘引して捕まえるガジェットなんかもあります。せっかくのBBQ、虫に邪魔されず快適に過ごしたいですもんね。「あっ蚊に刺された!」なんて声が上がらないよう、事前準備しておけば夜BBQも怖いものなしです。以下は実際に我が家で使っている蚊帳です。


ウッドデッキBBQまとめ
ウッドデッキでのBBQを120%楽しむためのポイントを、魅力・準備・コツ・グッズの観点から徹底解説してきました。自宅のウッドデッキがあれば、遠出せずとも手軽にアウトドアの楽しさを味わえるのが最大の魅力です。
入念な準備とちょっとした工夫、そして便利なBBQグッズの力を借りれば、初心者でも驚くほどスムーズにバーベキューを満喫できますよ。ウッドデッキでのバーベキューは家族や仲間との時間を豊かにし、日常に彩りを添えてくれる素敵なイベントです。
安全に配慮しつつマナーも守って、ぜひ最高のひとときをお過ごしください。「また次もやろう!」とみんなが笑顔になるウッドデッキBBQで、楽しい思い出をたくさん作ってくださいね。準備万端にして、いざ焼き始めれば…あとは思いっきり楽しむのみです!
コメント