これから家を建てようと検討している人や、既に一条工務店に住んでいる人にとって、実際のところ一条工務店の家の電気代はどれぐらいなのか?気になる人もいらっしゃるかと思います。
どの季節が1番電気代が高いの?どんな理由で高いの?など知りたいかなと思います。
そこで一条工務店のセゾンAの家に住む我が家の2023年の電気代を公開したいと思います。電気代は住んでいる地域や家族構成、家の広さ、契約している電力会社によっても変わってくると思うのであくまで参考にして頂ければと思います。
ちなみに我が家のスペックは以下になります。
我が家の一条工務店のスペック
- セゾンA
- 2階建て 3LDK
- 4人家族+大型犬一頭(ラブラドール)
- オール電化
- 床暖房装備
- 太陽光発電12.5KW搭載
- 蓄電池無し
一条工務店の2023年の電気代の実績
早速、我が家の2023年の電気代の実績を見ていきましょう。
毎月の電気代実績の表とグラフ
以下の表のとおり1月~12月の電気料金と消費電力、その電気を使用した期間をまとめてあります。ちなみに我が家は中部電力と契約しています。
電気料金(円) | 消費電力(kWh) | 電気使用期間 | |
2023年1月 | 64663 | 1781 | 12/14-1/16 |
2023年2月 | 47092 | 1582 | 1/17-2/13 |
2023年3月 | 37920 | 1337 | 2/14-3/13 |
2023年4月 | 26343 | 988 | 3/14-4/13 |
2023年5月 | 21128 | 896 | 4/14-5/15 |
2023年6月 | 17361 | 754 | 5/16-6/13 |
2023年7月 | 21946 | 962 | 6/14-7/13 |
2023年8月 | 24248 | 1095 | 7/14-8/15 |
2023年9月 | 18494 | 848 | 8/16-9/13 |
2023年10月 | 17773 | 778 | 9/14-10/15 |
2023年11月 | 17169 | 811 | 10/16-11/14 |
2023年12月 | 26877 | 1264 | 11/15-12/13 |
上記の表で電気料金だけ抜き出して折れ線グラフ化したのが以下です。
電気代の考察1:冬場の電気代は高い
上記のグラフや表を考察すると1月~3月の電気料金が1年を通して突出しているのが分かると思います。
グラフ内に年間の平均電気料金である28428円を赤線でいれておきましたが、この平均線を超えているのはきれいに1月~3月のみということでいかにこの時期が平均をあげているのかが分かると思います。
しかも1月なんて6万円超えはやばいですよね。もう笑うしかない状況でした。この6万円超えの詳細原因などは以下の記事にまとめてあるので合わせて読んで頂ければと思いますが、先に結論だけお伝えするとこの23年1月の燃料調整費が異常に高く、それが影響していることが分かりました。
あとはこの時期は床暖房も使う時期ですし、エコキュートでお湯を沸かし、温度維持しておくために暖かい時期に比べて電気を使うというのもあると思います。
一条の床暖房については以下の関連記事もおすすめです。
あと、今回の電気代の考察で改めて感じたのはエコキュートの電気代の割合が1月でいうと約4割をしめていました。エコキュートが電気を使う時間帯は深夜電気料金が適用されるにもかかわらずです。。
そう考えると冬場だからといって無駄にお湯を使うのではなく、節湯という考え方も必要なのかな?と思いました。
電気代の考察2:夏場の電気代はそれほど高くない
これも意外だったのですが、夏場の電気代が思っていたほど高くなかったということです。
夏場はエアコンをつけっぱなしにしていることが多く、しかも在宅勤務も昔よりはやっているので仕事部屋でも別のエアコンを稼働させています。
となると、昼間の電気料金が高い時間帯に電気を多く使っているわけですがそういった状況でもそれほど電気代が高くなかったというのが我が家の実感です。あくまで我が家の実績なので、うちはもっと安い、高いなどあるかもしれません。
一条工務店の標準エアコンとして床暖房と連動した特別なエアコンとして長府製作所のRAYエアコンが付いていますよね。これついては以下の記事を参考にしていただければ幸いです。
ちなみに夏場もお風呂屋シャワーでお湯は使うので深夜でのエコキュートの稼働時間帯が一番電力を使っているというのは冬場と変わっていません。もちろん冬場よりはエコキュートの電力使用量は減っていますが。
エコキュートの冬場と夏場の電気使用量の違い
せっかくなので前述のつながりからエコキュートの冬場と夏場の電気使用量の違いを見ておきましょう。
冬場である1月でいうとエコキュートが一番電気を使っている時間帯が夜中の24時~4時で、この時間帯の合計電気使用量の平均は約26.6kWhです。
夏場である7月でいうとエコキュートが一番電気を使っている時間帯が夜中の3時~5時で、この時間帯の合計電気使用量の平均は約12.9kWhです。
これら冬場と夏場のエコキュートの電気使用量の違いを見ると、冬場の方が夏場よりも2倍近く電気を使っていることになります。
もっと電気代を安くするための対策は?
ここまで我が家の電気代について考察してきましたが、もっと電気代を安くするためにはどうしたら良いか?というのが気になるところです。
これについては今すぐできる対策から抜本的に対策するものがあるのかなと思いました。
例えば今すぐできる対策は以下が思いつきます。
- こまめに節電する
- 冬場もできるだけ節湯する
抜本的な対策は以下かなと思います。
- 高効率で電力をあまり使わないエコキュートを導入する
- エコキュートの電力は太陽光発電から蓄電した電力を使う(我が家は蓄電池は未導入)
本当は蓄電池を導入して電力の自給自足なんていうのも興味があるんですが、蓄電池もまだ価格が高いですし、それよりも衝撃的だったのが我が家には蓄電池を導入できない理由が。。
それは、そもそも我が家は事業規模の太陽光発電のみを導入していて、固定買取制度を使って売電しています。
もし今から蓄電池を後付けすると、設備が新しくなるということで当時の固定買取制度の買取価格でなく、今の買取価格が適用されるというのです。
これだと売電収入がかなり減ってしまうので、固定買取制度の期間は蓄電池を導入できないということのようです。
この辺りは政府の方針が変わり、蓄電池を新規導入しても固定買取価格は最初の価格を据え置きとしてくれれば我が家も蓄電池導入したいのですが。。
少し話がヅレましたが、上記の通り電気代を安くする対策について思いつくものを書いてみましたが、我が家ではこんな対策しているよ!などもっと良いアイデアがありましたら是非、コメント欄などで教えてもらえると嬉しいです。
一条工務店の2023年の電気代まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は我が家の2023年の電気代の実績と、それの考察についてご紹介しました。記事内容を今一度まとめておくと以下になります。引き続き時期が来たら2024年の電気代もまとめたいと思っています。
- 一条工務店の年間の平均電気料金は28428円
- 冬場1月~3月の電気代が一番高い
- 夏場はエアコンつけっぱなしでも思った以上に電気代高くない
- 2023年1月の電気代が突出して高い原因は燃料調整費
- 我が家の電気代は冬夏共にエコキュートに起因している
- 冬場と夏場のエコキュートの電気使用量の違いを見ると、冬場の方が夏場よりも2倍近く電気を使っている
- すぐできる電気代節約の対策はこまめに節電と節湯
- 抜本的な電気代節約の対策は高効率エコキュートや蓄電池の導入(事情があって我が家では蓄電池導入不可)
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