こんにちは!一条工務店の家に住んでいる、自称「断熱マニア」の家族です。
今日は、我が家の自慢の種、いや、自慢の「壁」についてお話しします。そう、一条工務店の誇る断熱性能、特にUA値0.25についてです!みなさん、準備はいいですか?
断熱の世界にダイブする準備を!あまりの快適さに溺れないよう注意してくださいね。
本記事では一条工務店の断熱性能を示すUA値について解説すると共に、そのUA値を叩き出す理由、その結果我が家が実際に一条の家に住んでいてどう感じているかを詳しくご紹介していきます!是非最後までご覧頂けると嬉しいです。
UA値とは?一条工務店の断熱性能を示す重要指標
UA値の定義と計算方法
UA値って聞くと、なんだか宇宙人の名前みたいですよね。でも、実はこれ、「外皮平均熱貫流率」という、家の断熱性能を示す超重要な指標なんです。
簡単に言えば、家全体でどれだけ熱を逃がさないかを数値化したものです。まるで、家が熱を抱きしめる力を数字で表したようなものです。魔法瓶をイメージしてもらうと分かりやすいかもですね。
計算方法は以下の通りです。
UA値(w/m2・k)=建物の熱損失量の合計(w/k)÷外皮面積(m2)
UA値は、①以下の各部位の熱損失量を合計し、②最後に各部位の外皮面積で割ることで算出することができるのです。
- 屋根(天井)
- 外壁
- 床
- 開口部(窓やドア等)
- 基礎等および土間床
この計算で得られたUA値の数値が小さいほど断熱性能が高いんです。
UA値が低いことのメリット
UA値が低いと、以下のような素敵なことが起こります!
- 室内温度の安定:外の気温がコロコロ変わっても、家の中はマイペース
- 省エネ効果:冷暖房が効きやすくなり、光熱費があなたの財布に優しくなります
- 結露の防止:壁や窓が泣かなくなります(結露しにくくなるということです)
- 健康的な住環境:温度ムラが少なく、ヒートショックのリスクも低減。つまり、家が私たちの健康を守ってくれるんです!
一条工務店のUA値0.25の実力とそれを実現する技術たち
業界平均との比較
さて、ここからが本題です。一条工務店のUA値0.25って、実際どれくらいすごいの?ということで、他の大手ハウスメーカーと比較してみましょう。
- 一条工務店:UA値 0.25 W/(㎡・K)
- 積水ハウス:UA値 0.46~0.6 W/(㎡・K)
- セキスイハイム:UA値 0.46 W/(㎡・K)
- 住友林業:UA値 0.46~0.56 W/(㎡・K)
- 三井ホーム:UA値 0.43 W/(㎡・K)
なんと!一条工務店の家は、他の大手ハウスメーカーの約半分のUA値なんです。つまり、断熱性能が2倍近いということ。実際の数値で比較すると性能の違いが分かり易いですねー。
一条工務店が達成した高断熱性能の秘密
さて、一条工務店がこの驚異的な数値を達成できた理由、知りたいですよね?ざっと列挙すると以下の①~④の感じです。
①一般的な断熱材の約2倍の性能を発揮する「高性能ウレタンフォーム」を採用
出典:一条工務店HP
②高性能断熱材をダブルで重ねた外内ダブル断熱構法
③樹脂サッシの採用でペアガラスアルミサッシに比べて、約6倍の断熱性能を実現
出典:一条工務店HP
④熱交換換気システム「ロスガード90」により換気による熱逃げを防ぐ
出典:一条工務店HP
これらを総合して、UA値0.25という、まるで魔法のような数字を実現しているんです。
一条工務店のUA値確認方法
公式資料での確認
一条工務店の公式ウェブサイトやカタログで、UA値をチェックできます。数字だけでなく、他社比較や断熱技術の解説もありますよ。
展示場やモデルハウスでの確認方法
実際に展示場やモデルハウスに行くと、UA値の世界がより身近に感じられます。断熱材のサンプル展示などを通して触れる断熱材、見える断熱性能を実感することができます。
実際に測定してもらう
実際に一条工務店で家を建てると最後の方で特殊な機器を使って気密性を測定してくれます。一般的なUA値は分かっていても自分の家でどうかというのを知りたいのは皆さんそうですよね。
そこは現場で実際の数値で確認できるので安心です。我が家の時も見たこともない機器を使って一条のかたが測定、説明してくれたのを覚えています。
一条工務店の商品別UA値比較
出典:一条工務店HP
一条工務店というと色んな商品が出ているので、それら全てがUA値0.25を実現しているの?というのは気になるところですよね。以下に代表的な商品別のUA値を書いておきます。
- iスマート:0.25
- グランスマート0.25
- グランセゾン0.36
- ハグミー0.42
上記はネットの情報を拾いながらまとめてみたので、実際には建てた家それぞれで違う場合もあるので参考までに。
UA値とC値、Q値の違い
ここでUA値以外のC値とQ値という性能値とは何か?それぞれの違いについて少しお勉強しておきましょう。これらの家の性能を示す三大スターはどれも低いほど優秀となりますよ。
UA値、C値、Q値は、住宅の省エネルギー性能を示すための指標で、それぞれ異なる視点から住宅の性能を評価します。
UA値(外皮平均熱貫流率)は、建物の外皮全体を通じてどれだけ熱が逃げるかを示す値です。数値が低いほど断熱性能が高く、省エネ性能が優れていることを意味します。UA値は、外壁、屋根、床、窓などからの熱の出入りを総合的に評価するため、住宅全体の断熱性能を示す重要な指標です。
C値(隙間相当面積)は、建物の隙間からどれだけ空気が漏れるかを示します。隙間が少ないほど住宅の気密性が高いことを表し、暖房や冷房効率が向上します。高気密住宅では、空調効率が良く、快適な室内環境を維持しやすくなります。
Q値(熱損失係数)は、住宅内部から外部への熱の逃げやすさを表します。具体的には、1㎡あたりの熱損失を表し、数値が低いほど省エネ性能が高いことを示します。ただし、現在ではUA値が主に使用されるようになっており、Q値は旧来の指標です。
UA値0.25がもたらす快適な暮らし!我が家の感想
四季を通じての体感温度
一条工務店の家に住んで10年近くになります。四季を通じての感想をお伝えします。
春秋:ほとんど空調を使わずに快適。まるで家が「ちょうどいい」温度を知っているかのよう。花粉などが問題なければ窓を開けていてもちょうど良い季節ですね。
夏:夏も快適です。外出先から帰ってくると逆に寒いぐらいに感じます。暑がりのワタシには嬉しいですが。一条は標準エアコンとして長府製作所のRAYエアコンが付いてきます。
以下の記事に実際のRAYエアコンの使い方や夏場の使用実感などをまとめてありますので参考にしていただければと思います。
冬:床暖房で常に家の中がポカポカしています。寒い朝に起きるのが辛かったのですが、今はすぐに起きることができています。
以下の記事に我が家の床暖房の使用実感や電気代などの情報もまとめてありますよ。
エアコンや暖房の使用頻度の変化
以前の住まいと比べて、エアコンや暖房の使用頻度が劇的に減りました。
- ただし夏の間はリビングのエアコンはつけっ放しです。それぞれの部屋にもエアコンがありますが、そちらはつけたりつけなかったりです。
- 冬は床暖以外の暖房機器は使っていませんよ。我が家は勾配天井の家ですが、冬場にリビングにいる時も毛布なども使わずです。
という感じで、とにかく快適そのものの暮らしをさせてもらっています。長いマイホーム暮らしなので毎年の夏や冬が不快だと辛いです。
そんな中で高い性能を誇っている一条工務店の家で良かったと心底感じています!
一条工務店のUA値まとめ
一条工務店のUA値0.25は、ただの数字ではありません。それは、快適で健康的、そして地球にも財布にも優しい暮らしを実現する魔法の数字なのです。
- 業界トップクラスの断熱性能:他社の約2倍!
- 四季を通じての快適な室内環境:「ちょうどいい」が1年中続く
- 大幅な省エネと光熱費削減:家計も地球も喜ぶ
- 健康的で安全な住まい:家が私たちの健康を守ってくれる
高性能な家は、確かに初期投資は大きくなりがち。でも、長い目で見れば、快適性、経済性、環境への配慮のすべてで大きなリターンがあります。一条工務店のUA値0.25は、そんな未来志向の家づくりを象徴する、キラキラ輝く数字なんです。
実際に住んでみて、その価値を日々実感しています。「家族を守る」という言葉、ちょっと重たいかもしれません。でも、一条工務店の家は、まさにその言葉を体現しているんです。
みなさんも、一条工務店の家で新しい暮らしを体験してみませんか?UA値0.25の世界で、快適な毎日を過ごしましょう。きっと、家との新しい愛の物語が始まりますよ。
さあ、あなたも断熱マニアの仲間入りです!(冗談です。でも、住んでみたら、きっと私と同じように熱く語りたくなるはず)断熱性能、侮るなかれ。家づくりの、まさに主役なんです!
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