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一条工務店エコキュートのメンテナンス方法!電気代は安くなる?

一条工務店エコキュートのメンテナンス方法!電気代は安くなる?

皆さん、エコキュートのメンテナンスはしていますでしょうか?

メンテナンスしないと故障や電気代高騰に繋がってしまうのでは?なんて心配もありますよね。

では、実際のところエコキュートのメンテナンスはどのようにすれば良いのでしょうか?

本記事では一条工務店のオール電化住宅に住み、三菱製のエコキュートを使っている筆者が実際の経験に基づいたメンテナンス方法について詳しくご紹介します。

ラブラドールCoCo

本記事は以下の方に是非読んで頂きたいワン

  • 自分でエコキュートのメンテナンスをしたい人
  • エコキュートの故障を防ぎ少しでも長く使いたい人
  • エコキュートが電気代高騰の原因になっているかもと思っている人
目次

一条工務店エコキュートをメンテナンスしようと思った理由

エコキュート(電気温水器)は三菱製で、具体的にはSRT-J37C4

まず、我が家が使っているエコキュート(電気温水器)は三菱製で、具体的にはSRT-J37C4という三菱のエコキュートになります。

冒頭少し触れましたが私が今回、エコキュートの自主メンテナンスをしようと思った理由は以下です。

  • メンテナンスする事で電気代が少しは下がるかもと期待した
  • エコキュートの故障を防いでできるだけ長く使いたい
  • 9年間メンテナンスをサボったことへの焦り

上記の中でも1番のモチベーションになったのは我が家の電気代の高さです。

少し前の話ですが23年1月の電気代が6万円超えという驚愕の請求が来まして、それを機に何でこんなに電気代が高いのだろうと色々と調べ、もしかしてエコキュートが原因?と思うようになりました。

電気代6万円超えの詳細については以下の記事にまとめてありますのでこちらも見て頂けると状況が分かると思います。

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というのも我が家の時間帯別の電気使用量を見ると圧倒的にエコキュートが稼働している夜中の1〜4時辺りの電気使用量が多かったです。

そして思ったのがもしかしてエコキュートのメンテナンス不良で必要以上に電力使ってる?というものでした。

なんせ入居から9年間もメンテナンスはやった事がなかったので…

後は私の周りでエコキュートの故障が頻発しており、交換に10万ぐらいかかっていたというのも理由の一つです。

そもそもエコキュートの寿命は10〜15年と言われ、マニュアルを見ると少しでも寿命を伸ばすためにはメンテナンスしましょうと書かれています。

なのでメンテナンスしない理由はないだろうという気になりました。

一条工務店エコキュートのメンテナンス方法を詳しく解説

三菱製エコキュート(電気温水器)のマニュアル

ここからは本題のエコキュートのメンテナンスのやり方について、実際に私がメンテナンスをした模様を見ながら具体的にご紹介していきます。

基本は上記画像の三菱製エコキュート(電気温水器)のマニュアルを見ながら作業していきます。

マニュアルを見ながら作業していきます

大まかな手順は以下になります。

STEP
電源を切る(漏電遮断器の動作点検)
STEP
脚部カバーを外す
STEP
給水配管専用止水栓を閉じる
STEP
逃し弁レバーを手前に起こす
STEP
排水栓を1~2分間開く
STEP
1~2分間後に排水栓を閉じる
STEP
給水配管専用止水栓を開く
STEP
逃し弁レバーを戻す
STEP
電源を入れる
STEP
家の中でお湯を出す

電源を切る(漏電遮断器の動作点検)

最初にエコキュートの電源を切ります。

これは以下の漏電遮断器の操作窓を開け、グレーのボタンを押し、電源レバーが「入から切」になれば電源オフにできたということです。

漏電遮断器の操作窓

制御用とタンク発熱体用のボタンがあるので、両方押し、電源オフにします。

エコキュートの電源オフ

上記のボタンを押すことで漏電遮断器の動作点検を兼ねているということで、もしボタンを押しても電源オフされなければ業者に連絡する必要があるとマニュアルに記載されていました。

因みにボタンを押さなくてもレバーをオフ側に下ろせば電源オフできます。

脚部カバーを外す

続いてエコキュートの下側にある脚部カバーを外します。

これはカバーの向こう側に、この後に作業する各種栓があるために外す必要があります。

以下のように黒いプラスチックネジを2箇所外せば簡単に外せます。

脚部カバーのねじを外す

カバーを外すと以下のように配管類が見えます。

脚部カバーを外す

給水配管専用止水栓を閉じる

そうしましたら最初に給水配管用止水栓を閉じます。

我が家の場合、止水栓は分かりやすい場所にありましたし、簡単に閉じれました。

閉じるためにはどっちに回せば良いかな矢印が栓に記載あるので迷わなかったです。

給水配管専用止水栓を閉じる

逃し弁レバーを手前に起こす

続いてエコキュート上部にある逃し弁レバーを手前に起こします。

レバー自体は簡単に起こせますが、レバーの位置が結構高い場所にあるので人によっては脚立が必要なケースもあるかもしれません。

逃し弁レバーを手前に起こす

排水栓を1~2分間開く

私は1番、この排水栓の作業が大変でした。

まず排水栓がどこにあるか分からない…色々と見ていると以下の少し奥まった所にありました。

青いツマミが止水栓です。

排水栓の場所

更に大変だったのがこの栓が固着しているのか、固くて回りません

手を入れるスペースも無かったのでサイドにあったカバー少し外して無理矢理手を入れた感じです。

排水栓を1~2分間開く

何とか力づくで栓を回して開けることに成功。ただどこかで擦ったのか手の甲から出血が…

この栓を上げると水が流れ始めます。

この排水により配管などに付着した汚れなどが流れるとのことです。

1~2分間後に排水栓を閉じる

2分後に今度は排水栓を閉じます。開けた時と同様、固くてかなり苦労しました。

1~2分間後に排水栓を閉じる

給水配管専用止水栓を開く

前工程で閉じた止水栓を今度は開きます。

閉じた時と同様、簡単にツマミを回せます。

給水配管専用止水栓を開く

逃し弁レバーを戻す

こちらも前工程で下げたレバーを、今度は上げて元に戻します。

逃し弁レバーを戻す

電源を入れる

前工程ではボタンを押して電源オフしましたが、電源オンはレバーを上げてオンにします。(ボタンを押してもオンにはなりません)

制御用とタンク発熱体用のボタンの両方をオンにします。

電源をオンにする

家の中でお湯を出す

上記までの作業が終わりましたら今度は家の中に移動します。

そして家のどこかの水道でお湯を出し続けます。

しばらくすると水が出たり、止まったりと繰り返されますので、そのまま1分ぐらいお湯を流したままにします

1分ぐらい経つと普通にお湯が出るようになるので、そうしたら終了です。

家の中でお湯を出す

この工程でのポイントは水が出たり止まったりの動作の中で水が勢いよく出るので結構周りに水が飛び散ります

なので水が飛び散っても良い場所の水道、例えばお風呂場などでやると良いかと思います。

私はここまで飛び散ると思わなかったので普通に洗面台でやってしまいました。

我が家の犬も音にびっくりして吠え続けでました(笑)

エコキュートメンテナンスまとめ

以上でメンテナンス作業は終了です。

マニュアルだけ見ていると分かりませんでしたが、やってみると案外早く終わりました。

トータルで1時間あればできると思います。

一条工務店エコキュートをメンテナンスして電気代は安くなったか?

肝心の電気代ですがエコキュートをメンテナンスする事で運転効率が上がるなどして電気使用量が減ったのでしょうか?

結論から言うと変化ありませんでした涙

以下がメンテンナンス前後の電気使用量の比較です。3列目が1日の電気使用量、4列目がエコキュートが稼働している夜中の1~4時の電気使用量です。

比較すべきは4列目なのですが、メンテ前後で大きな差もなく、逆に若干電気使用量が増えているような。。

日付電気使用量(1日)kwh電気使用量(1~4時)kwh
メンテ前6/1337.816.0
6/1429.011.4
6/1528.013.4
6/1628.512.4
メンテ後6/1729.715.1
6/1823.615.4
6/1930.615.5
6/2030.714.3
6/2124.515.0
6/2227.311.7

ということで、エコキュートをメンテしてもしなくても電気資料量は減りはしませんでした。

しばらくは夜中の1~4時の電気使用量を経過観察しながら、そもそもこの電気使用量は正常なのか今度はメーカーの三菱に電話して聞いてみようかと思っています。

今回は残念ながら電気使用量に変化はなかったのですが、エコキュートのメンテナンスを覚えられたのでヨシとしたいと思います。

今後はマニュアルに記載されている通り、年に2~3回のメンテナンスを実施して、少しでもエコキュートを長く使えるようにしたいと思います。

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