はじめまして! 我が家は一条工務店で建てた家に、大型犬のラブラドールレトリーバーのCoco(ココ)と暮らしています。日々「犬と快適に暮らせる家づくり」に試行錯誤しつつも、そのおかげで愛犬も家族も快適な毎日を過ごせています🐕💓。
この記事では、一条工務店の家が犬に優しい理由や、我が家の間取り・設備の工夫、実際に使っているペットグッズのレビューまで、体験談をまじえて徹底解説!大型犬との生活を検討中の方が気になる「住宅性能」「設備費用」「ニオイ・毛対策」「おすすめ商品」など、あらゆる疑問に答える完全ガイドになっています。ぜひ最後までお付き合いください。
我が家の一条工務店のスペック
- セゾンA
- 2階建て 3LDK
- 建坪 約40坪
- 家の外周にウッドデッキ設置
- 勾配天井
- 4人家族+大型犬一頭(ラブラドールCoco)
- オール電化
- 太陽光発電12.5KW搭載
一条工務店が犬に優しいと言われる3つの理由

一条工務店の住宅は「ペットに優しい高性能な家」としてよく話題に上ります。我が家も実際に住んでそのメリットを実感していますが、具体的にどんな点が犬との暮らしに向いているのでしょうか?主なポイントは次の3つです。
全館床暖房と高気密高断熱がもたらす快適温度
一条工務店の家は高気密・高断熱に優れ、さらにシリーズによっては全館床暖房が標準搭載されています 。この組み合わせがもたらすのは、一年中どこにいても暖かく(夏は涼しく)安定した室温環境です。
ペットにとっても寒暖差の少ない室内は身体への負担が少なく快適。例えば北海道在住のあるオーナー様は、床暖房導入後に「冬の寒さでストーブの前から動かなかった猫が、家中どこでも快適に過ごせるようになり、冬場の頻尿も改善した」と述べています 。我が家のラブラドールも冬は床暖房の上でスヤスヤ…。
床暖房は足元から部屋全体をムラなく暖めてくれるので、犬も寝そべってリラックスできますし、ヒーターのように直接触れて低温ヤケドする心配もありません。また、高断熱のおかげで夏も涼しさをキープしやすく、Cocoが暑さでバテるのを防げています。ペットも人も一年中過ごしやすい温度に保てるのは本当にありがたいです。
床暖房については我が家の実情を以下の記事で赤裸々に語っていますのでご参考まで。

24時間換気で臭いと毛ホコリを一掃
室内飼いの悩みとしてペットのニオイや抜け毛がありますよね。我が家では掃除や換気に特に気を遣っていますが、一条工務店の家は24時間換気システムが標準的に備わっているため大助かりです。高気密な構造と計画換気により、家中の空気が常にゆるやかに入れ替わりニオイがこもりにくいのです。
実際、全館換気のおかげで「来客に『犬のニオイがしないね!』と驚かれる」という声も多く 、我が家でも犬特有の匂いはかなり軽減できていると感じます。
ただラブラドールという犬種は抜け毛が多い犬種でもあるので小まめな掃除は欠かせなく、こればかりは仕方ありません。換毛期は特にやばいですね。犬アレルギーの子供もいるので毎日の掃除機掛けは欠かせません。まー、家がキレイに保たれるのは良いことだと思ってやっています。
ペット向けオプション「モクリアの床」ほか充実
一条工務店にはペット共生に配慮したオプションも用意されています。その代表格が特殊フローリング「モクリア 」です。特徴としては、高級感ある木目調デザイン、約170mmの広い板幅により、部屋を広く見せる視覚効果、特殊加工でささくれやひび割れを防止し、子どもやペットにも安心などがあります。
ペットに対しても、傷に強く、爪あとがつきにくい特殊加工がされていたり、滑らかな表面なので、抜け毛が絡まず、掃除機でスッと吸えます。また無垢材ほどではないですが、適度にさらっとしていて肉球が張りつかないという声も多いです。
ただ我が家はラブラドールという大型犬なので家の中で走られると関節への影響も心配なので、リビングにはマットを敷いてます。
そのほか、防音仕様(遮音サッシや厚手の壁)もペット向けにメリット大。 一条の高性能住宅はもともと気密・断熱性が高く外部への防音性も高いため、犬の足音や吠え声が近隣に響きにくいです。以上のように、一条工務店では家の基本性能+ペット専用オプションの双方から「犬に優しい住まい」を実現できるのです。
我が家のラブラドールと暮らす一条工務店の家のリアル間取り&動線
続いて、実際に大型犬と暮らしている我が家の間取り・動線をご紹介します。40坪・2階建ての我が家では、愛犬のCocoがストレスなく過ごせるよう随所に工夫を凝らしました。ここでは間取り図だけでなく、暮らしの中で感じた使い勝手やDIY改善ポイントも合わせてお伝えします。
40坪2階建て・回遊動線とペットコーナーの全貌
我が家は約40坪の二階建てで、家族と犬がのびのび動ける回遊動線を意識して設計しました。1階はLDKと水回り、寝室、2階は子供部屋というシンプルな区割りですが、特徴は廊下とLDKがぐるっと一周できるサーキット動線になっていることです。
これにより、ラブラドールが家の中を走り回っても行き止まりがなくUターンしやすいので、狭い所で無理に方向転換して家具をなぎ倒す心配も減りました(笑)。実際、広めのリビングと回遊性のおかげで室内運動量が確保できているようで、雨の日でも愛犬Cocoは家の中を小走りして良い運動になっています。
リビングの一角にはペットコーナーを設置。ケージ(クレート)や飲食のスペースがあります。

トイレは洗面台の隣に配置し、人間用トイレも近いためCocoが大便をしたときは流すのも楽です。

家族の気配が感じられる場所にいることで犬も安心するらしく、リビングでくつろいだり寝たりすることが多いです。回遊動線+ペットコーナーの組み合わせは「犬が家族と程よく一緒にいられて、自分のテリトリーにもすぐ戻れる」点で大成功でした。
玄関足洗い場&屋外シャワーの DIY施工記
大型犬との暮らしで地味に大変なのが散歩後の足拭き・汚れ落としですよね。特に雨の日の散歩後は足が泥だらけ…。そこで我が家では玄関を出たところにホースが設定してあるので、Cocoの足の汚れがあまりにひどい時は桶に水を浅くはって、そこに足を入れて洗っています。
ただこれも若干面倒なので普段は以下のようなウェットティッシュでふき取るぐらいで済ませています。このウェットティッシュは厚手なので拭きやすくて気に入っています。

勾配天井リビングと大型犬の運動量の関係
我が家のリビングは勾配天井になっており、空間にかなりの開放感があります。実はこの勾配天井、大型犬のストレス軽減にも一役買っていると感じます。天井が高く広々としたリビングでは、犬も圧迫感なく過ごせるのか、狭い空間にいる時より落ち着いているようです。昼間は勾配天井上部から日光が降り注ぎ、Cocoはお気に入りのスポットでひなたぼっこしています。
運動面でも、勾配天井リビングは室内でボール遊びする時に安全でした。ボールを投げても天井に当たる心配がなく、犬もジャンプしやすいです(もっとも家の中での激しい運動はほどほどにしていますが…)。総じて、勾配天井の大空間は大型犬にとっても快適で遊び甲斐のある場になっていますが、しつけと安全対策は忘れずに、ですね。

犬と暮らすための一条工務店の設備・オプション費用ガイド
大型犬との生活を視野に入れて家づくりをする際、どこまで標準仕様でまかなえて、何に追加費用が必要か気になりますよね。一条工務店の場合、高性能ゆえに標準設備が充実していますが、ペット向けのアレンジにはオプション費用もかかります。ここでは我が家の実例を踏まえて、「標準で十分だった部分」「追加して良かったオプション」「外して後悔した点」をまとめます。
標準仕様でまかなえる部分と追加オプション表
一条工務店の標準仕様には、ペットと暮らす上でありがたいものが多々あります。例えば前述した全館床暖房・24時間換気・高断熱高気密といった住宅性能は基本プランに含まれており、特別な費用をかけずに手に入りました。おかげで暖房器具や空気清浄機を新たに買い足す必要もなく、初期コスト的にも助かっています。
また、フローリングや壁紙も標準品の品質が高く、我が家では標準クロス+汚れ防止コーティングで十分と判断しました。対して、追加オプションとして検討・採用したものを表にすると以下のようになります。
- モクリアのフローリング:採用せず(+○万円程度) → 標準フローリングを選択。後述の通り滑り対策には別途マット敷きで対応。
- 玄関土間コンセント(足洗い場用):標準ではなし → 必要性低く見送り
- ペット用くぐり戸:不採用(+数万円) → 必要性低く見送り
- 防音サッシ強化:標準でも複層サッシで高性能 → 追加せず。
- 収納扉なしオープンスペース(ペットケージ置き場):設計時はそこまで考慮せず、建築後にスペースをなんとか捻出
このように、一条の標準仕様で大部分はカバーできますが、もし設計時から大型犬などペットを飼っていたり、飼う予定だったりする場合は、間取り打合せ時に「ここにケージを置きたい」「ここで洗いたい」と具体的に相談すると、設計者さんから適切な提案をもらえると思います。
追加して良かった Best3
我が家で「これはお金をかけて正解!」と思えたオプション・工夫ベスト3をご紹介します。
- 階段の滑り止めマット敷設 – 標準のフローリング階段は見た目◎ですが、大型犬には少し滑りやすい懸念が。そこで市販の階段用滑り止めマット(裏面吸着タイプ)をリビングに敷いています。愛犬Cocoもこの上で結果、犬が階段を上り下りする際に安定して踏み込めるようになり安心です。滑って転倒リスクが減ったので、老犬になっても自力で階段移動がしやすいと思います。
- LDKのコンセント増設(掃除用・脱臭機用) – ペット周りは何かと電気機器が増えます。我が家ではロボット掃除機や空気清浄機を使うため、LDKにコンセントを多め(標準+3か所)につけました。おかげでコードが届かない・たこ足配線になるといったストレスなく、必要な場所に機器を配置できます。特に空気清浄機は犬の毛や匂い対策にフル稼働なので、ペットエリア近くのコンセント増設はやってよかったです。
以上2点は、追加費用をかけた価値が大いにあったと感じています。快適・安全なペット暮らしのためには初期段階での設備投資も重要ですね。
削って後悔した/不要だったオプション
反対に、「これは削らなければよかった…」と少し後悔している点もあります。まずモクリアの床を見送ったこと。当時はコスト優先で普通のフローリングにしましたが、やはり大型犬には滑りやすく、今は全面マット敷きで対応しています。最初から滑りにくい床材にしておけば、見た目もスッキリして掃除もしやすかっただろうなと感じます。
費用との兼ね合いなので難しい判断でしたが、今振り返れば愛犬の足腰への投資として採用してもよかったと思います。
一条工務店×大型犬ケージ&ゲート配置アイデアと商品レビュー
ここからは、室内でのペットスペース作りについて具体的なアイデアと、実際に使っているおすすめ商品をレビューします。我が家ではリビング中心にケージやゲートを配置し、大型犬向けグッズを色々試してきました。ケージの置き方パターン、便利なケージカバーやお出かけ用ソフトケージ、さらに大型犬対応のペットゲートや滑り止めマットのおすすめまで一挙ご紹介します!
リビングケージの最適ポジション 4パターン
リビングに犬のケージ(クレート)を置く場合、どこに置くのがベストか悩みますよね。大型犬用ケージは存在感も大きいので、家族の動線や犬の安心感を考慮した配置が重要です。考えられる置き方パターンを4つ挙げてみます。上から2つは我が家でも採用済です。
- リビングの隅に寄せる – 一番オーソドックスな配置。部屋のコーナーにケージを置けば邪魔にならず、犬も落ち着きます。テレビから離れた静かな隅にすると尚良いです 。
- 家族の視界に入る場所 – ソファやダイニングから見える位置に置くパターン。例えばリビングとダイニングの境目など。犬は家族を見渡せて安心、人も様子を確認しやすいです 。
- 階段下や収納下の空間 – デッドスペースを活用する配置。階段下の空洞や造作収納の下段をケージスペースにすると、省スペースでスッキリ。ちょうど洞穴のような安心感も与えられます。
- 可動式パーテーションで区切る – 部屋の一角をフェンス等で囲い、簡易ドッグルームにする方法。リビングの一辺を専有しますが、広めのサークルになり犬ものびのび過ごせます。必要に応じて開閉でき、開放感と区切りを両立。
どのパターンにも共通するポイントは、直射日光やエアコン風が直接当たらない場所にすること 、そして人の生活動線を邪魔しないことです。おうちの間取りや家具配置に合わせて、上記パターンを組み合わせながらベストポジションを探してみてください。
室内用:大型犬用ケージ(トムキャット トムクレイト5000)
我が家のラブ(体重26 kg)が毎晩ぐっすり眠っているのが 「トムクレイト5000」。頑丈なスチール製&前後2ドアで、掃除も出入りも驚くほどスムーズ。工具不要で1分組み立て、たたむと厚さ約10 cmだから模様替えや来客時の収納もラクラクです。
兄弟モデルとして一回り大きい 6000 もありますが、5000でも〝伏せ姿勢のまま方向転換できる広さ〟を確保。ラブラドールの伸び伸びタイムには十分で、室内で場所を取り過ぎず 一条の回遊動線を邪魔しない絶妙サイズ だと感じています。樹脂トレイはまる洗いOK、床暖房の上でも熱がこもらず、夏はメッシュの通気でムレ知らず。二重ロック付きドアは鼻先や体当たりにもびくともせず、脱走名人のラブでも安心でした。価格と機能の“黄金バランス”を誇るこのモデル、ケージ選びで迷ったらまず試してみてください。
室内用:大型犬用ケージカバー(Petsfit)
上記でご紹介したトムクレイト5000のカバーとして使っているのが、Petsfitのカバーです。サイズはL(107×71×76CM)でバッチリでした。
まず特筆すべきは作りの良さです。600Dオックスフォード布という丈夫な生地でできており、防水コーティングもされているため多少の粗相や泥が付いてもサッと拭き取れます 。実際、雨上がり散歩後に泥だらけでケージINした際も、内側が撥水加工のおかげで水滴を弾き、後で拭くだけで清潔を保てました。
また、デザインがユーザーフレンドリーです。四面すべてファスナー開閉可能で、必要に応じて面ごとに巻き上げ固定できます 。昼間は前面と側面を開放して通気性アップ、夜や留守番時には前後左右を閉じて犬にとって穴蔵のような落ち着ける空間を作っています。天面も開けられるので、上からのぞくこともできます 。マジックテープで巻き上げ部分を留められる配慮も細かいですね。ファスナーも丈夫で、破損なし。サイズ感もぴったりでシンデレラフィットでした。
肝心の機能面では、防寒・遮光効果が抜群でした。冬場にケージカバーをかけると冷暖房の風が直接当たらず、内部はほのかに犬の体温で暖かい状態を維持できます 。
唯一気をつけたいのは、完全に閉め切ると中が暗くなるので慣れない犬は最初びっくりするかもしれません。我が家の子も初日は戸惑っていましたが、今ではカバーを掛けると「あ、寝る時間ね」と察してリラックスモードに入ります。総合してPetsfitケージカバーは、品質・使い勝手・効果すべて大満足のアイテムでした。 大型犬オーナーさんで「ケージの見た目や犬の落ち着きを良くしたい」方には自信を持っておすすめできます。
お出かけ用:軽量大型ソフトケージ活用術(Totoro ball 折りたたみケージ)
お出かけ用ケージ:「折りたたみ式大型ソフトケージ」(Totoro ball)を紹介します。大型犬と旅行や帰省をする際、悩ましいのがケージ(クレート)の持ち運び。メタル製は重くて嵩張る…そこで我が家は軽量折りたたみ式の布製ソフトケージを導入しました。このTotoro ball製XLサイズは幅約98×奥行68×高さ68cmとラブラドールがゆったり入れる大きさでありながら、折り畳むと平たくコンパクトになる優れものです。
使ってみてまず驚いたのは組立てと収納の手軽さ。車に積むときは厚さ10cm程度に折り畳んでバッグのように持ち運べ、現地で広げるときはワンタッチでパッと立ち上がるので、力の無い私でも数十秒で設営完了します。重さも鉄製クレートの何分の一かで、女性でも片手で持てるほど軽いです。これは旅行やアウトドアで大活躍しました。キャンピングカーをレンタルしての愛犬Cocoとの旅行でもこのソフトケージが大活躍しました。
以下は実際に愛犬Cocoをソフトゲージに入れてトヨタのRAV4に載せている写真です。

頑丈さも申し分ありません。フレームは軽量鉄骨でできており、しっかり形状を保持します 。布部分は600Dオックスフォード生地で柔軟かつ耐摩耗性に優れ、うちの子が中で立ち上がって爪を立てても破れません 。床部分も撥水加工で多少汚れても丸洗い可能。全面に大きなメッシュ窓が4箇所ついていて通気性抜群なので、夏場の車中待機でも風が通り犬も快適そうでした 。メッシュ越しに飼い主の姿が見えるので安心感もあるようです。実際Amazonレビューでも「安価なものと比べ骨組みも生地も全く安っぽくない。犬を安心して入れられる」「重いケージから解放されて購入して良かった」と高評価なのも頷けます 。
さらに便利なのはファスナー扉が前後と上部にあり、犬が自ら出入りしやすく、嫌がらず入ってくれます 。我が家ではキャンプにもこのケージを持参し、テント横に置いて犬の寝床にしましたが、すっかり気に入ってスヤスヤ眠っていました。「大きい折り畳みケージなんて必要?」と思うかもしれませんが、一度使うとその快適さに手放せなくなりますよ。 車に乗って近くの公園に散歩に行くときなども大活躍です。これから大型犬とお出かけ予定の方は是非チェックしてみてください。

大型犬向けペットゲートのおすすめ
大型犬の行動範囲を必要に応じて制限するには、ペットゲート(ドア柵)が役立ちます。特にキッチンや玄関など危険な場所への侵入防止や、来客時の飛び出し防止に必須アイテム。我が家でもキッチン入口にゲートを設置しています。大型犬対応のゲートを選ぶポイントは高さと強度です。一般的なベビーゲートでは高さが不足しがちなので、できれば高さ90〜100cm以上のハイタイプがおすすめ 。そこで選択肢となる製品を2つ挙げます。
- ペットセレクト「ペットゲート ガーディ ハイタイプ(高さ100cm)」:突っ張り式で取り付け幅は約73〜93cmに対応 。高さ100cmあるハイゲートで、小型犬〜大型犬までOKと公式謳い文句があります 。両側に開くドア付きで人の通行もスムーズ、ダブルロック機構で犬が押しても開かない安心設計 。色はホワイトとブラックがあり、我が家は壁になじむ白を選びました。実際使うと、大型犬が前脚をかけてもグラつかず頑丈で、高身長の夫でもまたげない高さなので絶対に犬は越えられません(笑)。開閉は片手でロック解除でき、キッチンへの侵入をしっかりガードしてくれています。

- リッチェル「木製おくだけドア付ゲート Lサイズ」:こちらは置くだけで使える自立式ゲートです。幅は調整可能(目安90〜150cm程度まで)、高さは約61cmとやや低めですが、側面パネルを折り曲げてコの字に設置することで倒れにくく工夫されています 。木製フレームでインテリア性が高く、取り付け工事不要なので賃貸でも◎。ドア付きなので人は跨がず通れます。我が家の友人宅(ゴールデン飼い)ではこのゲートをリビング入口に置いていて、「成犬になった今も飛び越えたりしない」とのこと。穏やかな大型犬なら視覚的な区切りだけでも十分効力を発揮する場合があります。ただし活発な子やジャンプ力のある犬だと60cmは超えられてしまうため、そういう場合は上記ハイタイプを選びましょう。

どちらのゲートもメリットがありますが、安全重視なら突っ張りハイタイプ、手軽さや見た目重視なら自立式という棲み分けでしょう。設置場所(階段には突っ張り式推奨、広い間口には自立式連結型など)に合わせて選ぶのもポイントです。いずれにせよ、大型犬にゲートを破壊されないためには頑丈さ最優先で選びましょう。幸い、一条工務店の家は壁も柱もしっかりしているので、突っ張り式ゲートが安定しやすかったです。我が家もキッチンゲート導入以降、誤食やイタズラの心配が減りとても安心しています。
滑り止めマットのおすすめ
最後に、室内の滑り止めマットについておすすめを紹介します。大型犬はフローリングだと走り回る際に滑って関節を痛めがちなので、我が家ではリビングや廊下にマット類を敷いて対策しています。 幸い一条工務店の床暖房は床材ごとほんのり暖かいため、上にカーペットを敷いても温もりが伝わり犬も気に入っています。以下、使って良かったマット類です。
ふとんカラースの吸着滑り止めマット は、裏面の微吸着シートがフローリングに真空のように貼り付き、ガッチリ走るラブラドールでもズレ知らず。1枚30×30 cm・ハサミでカット自在だから、ケージ前や階段など欲しい所だけピンポイントで敷けます。厚さ約4 mmのクッション層が関節への衝撃を吸収し、ドタバタ足音も約30 %カット※。撥水加工+洗濯機OKなので、抜け毛も粗相も外して丸洗い→干せば吸着力が復活します。もちろん床暖房対応、粘着剤不使用でワックス済みのモクリアにも跡が残りません。落ち着いたベージュ&グレー系カラーで一条の高級感あるインテリアにもすっと溶け込むのが嬉しいポイント。大型犬の滑り対策と掃除の手間を同時に解決してくれる万能マット、ケージカバーやゲートと合わせてぜひ導入してみてください。

以下の動画はマットの上で踊っている愛犬Cocoです。お風呂に入った後は必ずこの舞を踊るんです😅
室内環境トラブル Q&A:臭い・抜け毛・音対策
大型犬との生活でぶつかりやすい室内環境トラブルについて、Q&A形式で対策をまとめます。実体験を踏まえたリアルな疑問と回答です。
Q1. 大型犬を室内飼いするとやっぱり臭いますか?どう対策していますか?
A1. 我が家の場合、常時換気+こまめ掃除+消臭グッズで「犬臭さ」は最小限に抑えられています。具体策としては、24時間換気システムを活用し 、さらに空気清浄機(脱臭フィルター付き)をリビングに設置。犬の寝床周りには消臭スプレー「クイックル Joan」を週1で吹きかけ、布製品は洗えるものにして定期的に洗濯しています。それでも気になる時は炭入り消臭シートをケージ下に敷いたり、ペット用アロマを軽く焚いたり。お客様にも「言われなきゃ犬飼ってると分からない」と言われる程度にはニオイ対策できています。臭いの感じ方は人それぞれですが、一条の換気性能+適切な清掃で十分コントロール可能ですよ。
Q2. 抜け毛がすごそう…床暖房とか換気口に詰まったりしませんか?
A2. ラブラドールはかなり毛が抜けますが、ロボット掃除機&掃除習慣で乗り切っています。床暖房自体に毛が詰まることはなく、床面に散らばった毛を放置すると換気フィルターに溜まる可能性はあります。しかし我が家では毎日ロボット掃除機が毛を吸い取ってくれるので、床は常に綺麗。加えて週1-2回は通常の掃除機で隅々まで毛を除去します。こうしたルーティンのおかげで「毛が舞って喉が…」という不快感はありません。要は掃除頻度をペット仕様にアップすることですね。一条工務店の家はホコリが舞いにくいと言われますが、それでも大型犬の毛量にはかなわないので(笑)、メンテナンス重視で臨みましょう。
Q3. 犬の足音や鳴き声で近所迷惑になりませんか?防音対策は?
A3. 一条工務店の高気密構造と標準サッシの性能で、かなり遮音性は高いと感じます 。以前住んでいたアパートでは吠え声が廊下まで響きましたが、今の家では窓を閉めていれば外にはほとんど漏れません。それでも心配な場合、追加対策として厚手カーテンや防音ラグを敷くと室内残響が減り、より音が外に出にくくなります。また、夜遅い時間は犬が興奮しないよう早めにケージに入れて眠らせるなどしつけ面の配慮も並行しています。足音に関しては、前述の滑り止めマット敷きでトントン音が緩和され、階下への響きもマイルドになりました。幸い近隣からクレームは皆無ですが、挨拶時に犬連れで顔見せしておき、万一吠えてしまった時はすぐ謝るなどコミュニケーションも大事にしています。
Q4. 大型犬だと家の中を傷つけませんか?フローリングや壁のキズ対策は?
A4. やはり多少の小傷は避けられません。我が家ではフローリングに爪痕がうっすら付いた箇所があります。ただしモクリア床など耐傷性の高いオプションならかなり軽減できるでしょう 。標準床の場合は、先述のようにマット敷きでカバーするのがおすすめです。壁に関しては、腰壁に透明保護シートを貼ったり、犬がぶつかりそうな柱角にコーナークッションを付けたりしています。爪切りや足裏毛の定期お手入れも滑り防止&傷防止になります。絶対に無傷は難しいですが、「それも思い出」と割り切りつつ、できる範囲で保護しています。
宿泊体験・展示場を活用して“犬目線”で最終チェック
一条工務店で建てる前に、宿泊体験棟や展示場見学をぜひ活用しましょう。実際に住んでみないと分からない点が多いですが、犬目線で家をチェックする良い機会になります。
一条工務店では各地に宿泊体験用のモデルハウスがあります。残念ながらペット同伴の宿泊はできない規約ですが 、人間だけで泊まって「犬がいたら…」と想像しながら設備を試すだけでも発見があります。私たちも契約前に一泊しましたが、その際床暖房の温度設定や換気の音など細かく体感でき、「これなら犬も快適に過ごせそうだね」と夫婦で確認できました。また、コンセントの数や位置をシミュレーションしたり、ケージを置くならどの辺りが良いかなどを実物大の空間で考えられたのは有意義でした。

もし宿泊体験が難しい場合でも、展示場や完成見学会に行ってみましょう。できれば犬連れOKのイベントがあればベストです。実際に犬を連れて行けなくても、メジャーでケージ寸法を測っておいて展示場の空間に当てはめてみるなど工夫はできます。営業さんもペット事情に詳しい方もいらっしゃるので、「大型犬だとここにスペースあった方がいいですよ」などアドバイスをもらえました。
また、他のオーナーさん宅の見学も貴重です。SNSやブログで「犬と暮らす一条施主」の情報発信が盛んですので、ルームツアー動画等を見ると具体的な工夫が学べます。先輩オーナーの失敗談・成功談を参考に、自分のプランに反映させましょう。最終打合せ前に愛犬と一緒に家の図面を眺め、「ここでゴロンとするかな」「ここ吠えるかな?」なんて考える時間も楽しいですよ。
要するに、犬目線シミュレーションを怠らないことが大切です。一条工務店の担当さんにも遠慮なく「犬が快適に暮らせるには?」と相談しましょう。うちの営業さんは飼い犬の写真を見せたらとても親身に考えてくださいました。最後の詰めまでしっかりチェックして、後悔のないペット共生マイホームを実現してくださいね。
よくある質問(FAQ)
Q. 大型犬と暮らすなら平屋の方がいい?2階建てでも大丈夫?
A. 平屋だと階段が無い分、犬の足腰には優しいです。我が家も当初平屋も検討しました。ただ土地や間取りの都合で2階建てになりましたが、しつけと工夫で問題なく暮らせています。階段には滑り止めマットを敷き、必要なら抱えて移動も。スペースや予算が許せば平屋は理想的ですが、2階建てでも十分対応可能ですよ。
Q. 床暖房は犬に暑すぎませんか?夏はどうしてる?
A. 床暖房は温度設定次第で快適にできます。我が家は冬は27~28℃設定にし、犬も暑がらずホカホカを楽しんでいます。床暖は足元からの穏やかな暖かさなので、人間よりむしろ犬の方が気に入るかもしれません。夏場はもちろんのこと床暖を切り、基本はエアコンで冷房しています。床材自体がひんやりするタイプではありませんが、犬は涼しい廊下や玄関土間に伸びてクールダウンしています。さらぽか空調など冷房機能付き全館空調を導入すれば夏もより快適でしょうが、エアコン併用で問題なく過ごせています。

Q. ペット用のドアや窓って付けた?
A. 我が家は付けていません。悩みましたが、大型犬だと小さなペットドアは使いにくいですし、防犯面も考慮しました。小型犬・猫ちゃんなら市販のペットドアも有用ですが、ラブラドール級なら開けっ放しタイムと閉める時間を決めてあげれば十分かなと思います。
Q. ソファやベッドにも犬は乗りますか?汚れ対策は?
A. 我が家ではソファOK・ベッドNGのルールです。ソファは犬用ブランケットを敷いて、「ここは君の指定席だよ」としています。カバーがあるので汚れたら、カバーを取り外して洗う感じです。ベッドは寝室に犬を入れていないので乗りません。どうしても一緒に寝たい方は、防水シーツ+洗えるカバーリングで対策すると良いでしょう。高性能住宅であっても汚れは犬由来なので、人側の努力ですね(笑)。家具カバーを活用すれば、大型犬でもインテリアを清潔に保てます。
まとめ|我が家が実感した“一条工務店×犬”のメリット・注意点
長文となりましたが、最後にポイントを総まとめします。
- 住宅性能がペット快適性を底上げ:全館床暖房や高断熱・24時間換気で年中安定した室内環境を実現。ペットの健康にも好影響(例:寒さから解放され持病改善のケースも )。遮音性も高く吠え声トラブル軽減。
- ペット対応オプションは積極活用を:滑りにくい「モクリアの床」や足洗い場など、導入メリット大きいと感じた。費用と相談しつつ、後付け困難な設備は最初に組み込むのが吉。
- 間取り・動線は犬目線で設計:回遊動線やペットスペース確保で、大型犬でもストレスフリーに。吹き抜けや広いリビングなど余裕のある空間は運動不足解消にも◎。一方で階段や高所の安全対策は要配慮。
- グッズ導入で生活質向上:ケージカバーや折り畳みケージ、頑丈ゲート、滑り止めマット等を活用し、室内環境をペット仕様にカスタム。 便利グッズは多少コストをかけても暮らしの満足度を上げてくれる。
- 掃除としつけでトラブル最小化:高性能住宅でもノーメンテでは維持不可。換気フィルター掃除、抜け毛掃除、消臭ケアは怠らずに。しつけも基本で、ルールを決めて守ることで家も犬も守られる。
一条工務店で家を建てて実感したのは、「この家にして本当に良かった!」ということです。犬も人も一年中快適で、冬でも遊び回る愛犬の姿を見ると、高断熱高気密&床暖房パワーに感謝しかありません。 もちろん、大型犬ならではの課題(毛や汚れや破損)はありますが、それらを補って余りある住み心地です。家づくり当初は不安もありましたが、綿密に計画し備えれば“犬ファースト”な住まいは実現できます。
最後に、一条工務店で建築を検討中のペットオーナーの皆さんへ。愛犬との生活を最優先に考えた家づくりはきっと後悔しない選択になります。この記事が少しでも参考になり、皆さんとワンちゃんの幸せな住まいづくりのお役に立てれば嬉しいです。私もこれから愛犬とこの家で歳を重ねていくのが楽しみです。一条工務店の家で、ぜひ愛犬との快適ライフを実現してくださいね!🏠🐶✨
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