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【実体験】一条工務店の10年点検の費用と内容|有償メンテナンスはどこまで必要?

一条工務店で家を建てて、もうすぐ10年。

「10年点検の案内が届いたけど、費用はいくらかかるの?」「シロアリ予防や外壁塗装の有償メンテナンスは必須なの?」と不安に感じていませんか。

わが家(セゾンA・約40坪前後・オール電化)は築10年を迎えたタイミングで実際に10年点検を受け、シロアリ予防と外壁塗装の見積をもらいました。

この記事では、点検当日の流れから実際の見積額、「やった工事」と「見送った工事」の判断まで、築10年オーナーの実体験をそのまま公開します。

📋 この記事でわかること

  • 一条工務店の10年点検でチェックされる項目と当日の流れ
  • 築10年セゾンAの実際の点検結果(指摘ゼロだった話)
  • 実際にもらった見積額(シロアリ予防6.6万円・外壁塗装 約142万円)
  • 30年保証・保証延長の条件と、契約時期による違いの注意点
  • 10年点検までにやっておくべき準備と太陽光オーナーが確認すべきこと
目次

一条工務店の10年点検とは?点検内容と30年保証の条件

一条工務店の10年点検とは?点検内容と30年保証の条件

一条工務店では引き渡し後、定期的なアフターサポート点検が用意されており、10年点検はその中でも大きな節目にあたります。

外まわりから床下・小屋裏まで、家全体をチェックシートに沿って確認する本格的な点検です。

点検自体の費用は無料で、点検の結果や希望に応じて有償メンテナンスの見積が作成される、という流れになります。

10年点検でチェックされる項目一覧

わが家の10年点検で実際に使われたチェックシートをもとに、点検項目を一覧にまとめました。

点検部位主なチェック内容
外壁ひび割れ・欠け・剥がれ・浮き、窓サッシ枠まわりのシーリング材の破断、タイルの剥離・落下
軒裏腐朽・雨漏り・剥がれ・たわみ・ひび割れ・変色やシミ
バルコニー・雨樋・パラペットドレーン(排水口)の詰まり、ジョイントの隙間、雨樋のオーバーフロー・垂れ下がり
屋根瓦・スレート材の浮きや剥がれ、太陽光パネルの浮き・割れ、フラットルーフの浮き
構造躯体基礎のひび割れ・水染み、床下の床組み材の不朽・蟻道の有無、壁組材・小屋組みの状態、雨染みの跡
開口部(窓サッシ)サッシまわりの隙間、外れ止め、建具の開閉不良
配管設備(給排水)水の流れ・漏水の有無、未使用時に水道メーターが回っていないか、床下のヘッダー・排水管の状態

普段は自分で確認できない床下や小屋裏まで見てもらえるのが10年点検の大きな価値です。

太陽光パネルを載せている家では、屋根まわりの点検項目にパネルの浮き・割れのチェックも含まれています。

太陽光パネルの点検は長い棒にカメラを付けて目視で点検していました。

30年保証と保証延長の条件は契約時期で異なる

一条工務店の公式サイトによると、構造躯体などの保証は所定の条件を満たすことで最長30年まで延長できるとされています。

条件の柱は「無料点検を受けること」「無償シロアリ予防工事を実施すること」「防水について一条工務店がメンテナンス工事が必要と判断した場合に補修工事を実施すること」などです。

ここで注意したいのが、保証体系は契約時期や商品によって異なるという点です。

現在の公式サイトには「無償シロアリ予防工事」という記載がありますが、わが家(2010年代契約のセゾンA)の10年点検では、シロアリ予防工事は有償(税込66,000円)でした。

無償で受けられるものがあるかどうかは、ご自身の契約書・保証書に書かれている内容がすべてです。

10年点検の案内が届いたら、まず手元の保証書で「保証延長の条件」と「無償・有償の範囲」を確認しておきましょう。

【実体験】一条工務店の10年点検を受けた結果と実際の見積額

【実体験】一条工務店の10年点検を受けた結果と実際の見積額

ここからは、わが家が実際に受けた10年点検の様子を時系列でレポートします。

点検当日の流れと所要時間は半日

点検の所要時間は半日ほどでした。

担当の方がチェックシートを持って、外壁・軒裏・屋根まわり・基礎とぐるっと外まわりを確認したあと、床下の点検口から基礎・床組み・配管を、小屋裏(屋根裏)から構造材や雨染みの跡をチェック。

最後に室内の窓サッシの開閉や水まわりの漏水確認、という流れです。

項目ごとにその場で「良好・要詳細調査・該当なし」を記入していくスタイルなので、気になることがあれば横で質問しながら進められます。

点検結果は全項目「良好」。築10年でも指摘ゼロだった

結果はうれしいことに、全項目「良好」(該当設備がないものは「該当なし」)で、指摘ゼロでした。

外壁のひび割れもシーリングの破断もなく、床下の蟻道(シロアリの通り道)もなし。

太陽光パネルの浮き・割れもありませんでした。

築10年でこの結果は、正直ホッとしました。

点検のあと、チェックシートの「見積作成希望」欄で希望する工事を選びます。

わが家は①シロアリ予防③外壁塗装の2つにチェックを入れて、後日見積をもらうことにしました(②防水工事はパラペット・バルコニーがわが家にはないため該当なし)。

実際の見積額:シロアリ予防6.6万円・外壁塗装は約142万円

後日届いた見積は次の2件です(金額は概算値として下1桁を四捨五入しています)。

見積内容金額(税込)わが家の判断
床下防蟻処理工事(シロアリ予防施工・ベタ基礎)66,000円実施した
外部塗装工事(屋根・外壁・付帯部の概算見積)約1,421,320円見送った

シロアリ予防は、施工すると一条工務店から防蟻保証書(10年)が発行されることもあり、迷わず実施しました。ベタ基礎への予防施工で税込66,000円です。

一方、外壁塗装の概算見積は約142万円。内訳はこちらです。

品名金額
屋根:ケレン+洗浄+屋根用シーラー+アイ・リファインWsi上塗り2回59,000円
太陽光パネル用水切り板金:JB錆止め+アイ・リファインTsi40,000円
外壁:洗浄+BDプライマー(ウールローラー塗り)+シナジオ・リファイン373,000円
軒天:BDプライマー(ウールローラー塗り)+シナジオ・リファイン104,000円
破風:JB錆止め+アイ・リファインTsi136,000円
雨押え:JB錆止め+アイ・リファインTsi53,000円
樋:アイ・リファインTsi61,000円
土台水切り:JB錆止め+アイ・リファインTsi36,000円
塗装養生費51,000円
足場工事:全面施工245,000円
足場工事:屋根急勾配加算分38,000円
特別安全対策費83,000円
産業廃棄物処理費12,000円
合計(税込)1,421,000円

わが家は外壁塗装を見送りました

理由はシンプルで、点検で外壁・屋根に劣化の指摘がひとつもなかったからです。

外壁は多少のひび割れはありましたが問題ないレベルとの事でしたのでこのタイミングでのメンテは見送ったかたちです。

ただ更に10年となるとどうなるか分かりません。今回のひび割れもひどくなっていたらメンテしないといけないかもしれません。

10年後ともなると太陽光発電のFITも終了している頃なので太陽光パネル含めて屋根をどうしていくのか?新しいパネルにするのか?補修は必要なのか?など検討する事も増えそうです。

そうなると今回の見積もりからも足場だけで28万円以上かかるので、やるなら一度の足場で全部済ませるのが鉄則です。

ちなみに築10年前後は、外壁だけでなくエコキュートなどの住宅設備も交換時期が視野に入ってきます。

我が家のエコキュートも一回、黒いカスみたいなものが出て点検してもらったことがあるので要注視です。

その時のことや設備の交換費用はこちらの記事でまとめています。

一条工務店の10年点検にかかる費用相場と抑えるコツ

一条工務店の10年点検にかかる費用相場と抑えるコツ

「うちの場合はいくらかかるのか」が気になる方のために、費用の考え方を整理します。

有償メンテナンスの費用相場

10年点検そのものは無料ですが、点検を機に提案される有償メンテナンスには次のようなものがあります。

  • シロアリ予防(防蟻処理):複数の解説サイトで5万〜10万円程度とされており、わが家の実額6.6万円もこの範囲内でした
  • シーリング(コーキング)補修:10万円前後とされることが多い項目です
  • 床暖房の不凍液交換:全館床暖房の家で提案されることがあるメンテナンスです
  • 外壁・屋根塗装:足場が必要になるため高額になりやすく、足場込みで100万円を超えるケースも珍しくないとされています。わが家の概算見積も約142万円でした

なお、外壁がハイドロテクトタイルなどのタイル外壁の商品(i-smartなど)と、塗装壁・サイディングの商品(セゾンなど)では、外壁メンテナンスの内容が大きく変わります。

わが家はセゾンAの塗装壁なので塗装の見積が出ましたが、タイル外壁の家では別のメンテナンス提案になるはずです。

「一条工務店の10年点検の費用」はひとくくりにできず、商品と劣化状況しだいというのが実感です。

外壁塗装142万円は妥当?相見積もりで比較してから決める

見積の内訳を見ると、足場工事・特別安全対策費・産業廃棄物処理費だけで約38万円と、塗装以外の費用がかなりの割合を占めています。

一条工務店経由の見積は、家の仕様を熟知した上での提案という安心感がある一方、外壁塗装は業者によって数十万円単位で金額が変わりやすい工事です。

点検で劣化を指摘されていないなら、その場で契約する必要はありません。

相見積もりを取って、金額と施工内容を比較してから決めるのがおすすめです。

わが家も次に塗装を検討するときは、必ず複数社の見積を並べて判断するつもりです。

💡 142万円の見積、そのまま契約する前にリショップナビなら、外壁塗装に対応した全国約4,000社の加盟会社から、条件に合うリフォーム会社を完全無料で最大5社紹介してもらえます。万一の業者倒産にも備える独自保証つき。累計70万人以上が利用したサービスなので、一条の見積と比較する「ものさし」づくりに最適です。

一条工務店の10年点検で後悔しないための準備と注意点

一条工務店の10年点検で後悔しないための準備と注意点

最後に、実際に10年点検を受けてわかった「事前にやっておくと差がつくこと」をまとめます。

太陽光発電のメンテナンスも同時に確認しておく

わが家の唯一の反省点がこれです。

建物の点検結果が全項目良好で安心してしまい、太陽光発電まわりのメンテナンスについて確認しそびれました

わが家は10kW超(事業規模)の太陽光を載せているのに、です。

10年点検の時期は、ちょうどパワーコンディショナー(パワコン)の寿命が話題になり始めるタイミングと重なります。

パネル自体の点検・洗浄の要否、パワコンの交換時期と費用感、保証の残り期間——。

点検当日は一条工務店の担当者に直接質問できる絶好の機会なので、建物以外に聞きたいことを事前にリスト化しておくことを強くおすすめします。

太陽光を載せている方は、この2記事も点検前にチェックしておくと質問の精度が上がります。

まとめ:一条工務店の10年点検は「事前準備」で損を防げる

築10年オーナーとして一条工務店の10年点検を実際に受けた経験を、最後にまとめます。

  • 10年点検自体は無料。外壁から床下・小屋裏まで半日かけてチェックしてもらえる
  • わが家(セゾンA・築10年)は全項目「良好」で指摘ゼロだった
  • 実際の見積はシロアリ予防6.6万円(実施)外壁塗装 約142万円(見送り)
  • 保証延長の条件や無償・有償の範囲は契約時期・商品で異なる。まず手元の保証書を確認する
  • 高額な工事は点検当日に即決せず、相見積もりで比較してから決める
  • 太陽光オーナーはパネル・パワコンのメンテナンスも点検当日に質問する(わが家の反省点)

10年点検は「お金を取られるイベント」ではなく、無料で家の健康診断ができて、今後10年のメンテナンス計画を立てるスタート地点です。保証書の確認と質問リストの準備をして、当日を迎えてください。

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